Sonia G Caballero
Sonia G Caballero

1976年スペイン、マドリード生まれ。アーティスト、画家、デザイナー、クリエイター、起業家として活動する。

7歳の時、当時の教師の勧めで初めて油絵と出会う。また、幼いころから祖父とプラド美術館をはじめマドリード市内の数多くの美術館を頻繁に訪れていたこともあり、幼少期にすでに芸術の世界へ大きな興味を抱くようになる。

1997年に初めて日本を訪れ、日本文化に深い感銘を受ける。1998年に広告、マーケティングを含むアートディレクターとしての学業を修めた後、居住の地を日本へ移すことになる。寺院、着物、自然といった「伝統」と東京のような大都市にみる高層ビルなどの「近代化」の対比が織りなす日本の魅力に心を奪われていく。

2000年に初めて京都を旅したことがきっかけとなり、芸術家として歩み始める。

日本美術の様々な伝統的技法を習得した彼女の作品には日本の文化・芸術が直に影響を与えていると同時に、自身の技法を融合させた独自のスタイルを確立している。彼女が展開する8つのコレクションはそれぞれ特有の作風からなる。例えば、「墨コレクション」では完全な日本の伝統的技法に純金(24K )とプラチナ箔を用いているのに対し、「プラチナコレクション」や「日本コレクション」では日本の琳派の表現技法にプラチナ、24金、銀、漆などを用いた独自の技法に加えて、東洋の造形美術と西洋の油絵を融合させた作風を編み出している。

その結果、日本の伝統的な漆絵の技法を応用して構築した「光琳箔」および「ネオナチュラリズム」は他に類を見ない独自の技法となっている。

ソニア・カバジェーロは自身の作品に多様な要素を結合させることにより、真の視覚的言語を発展させたと言えるだろう。彼女の作品に見られる鮮やかな色彩は金、プラチナ、銀、銅などの箔との組み合わせによって、より一層際立っている。これは、尾形光琳、葛飾北斎、柴田是真といった日本の画家に加えて、クリムトなどの西洋の画家の影響を強く受けたものである。

また、彼女の描く肖像画は写実的な精度が追及されており、24金、プラチナ、油絵具を丁寧に使用した自然主義的な描写が大きな特徴である。

2014年より、神奈川県横浜市のモンテッソーリ教育機関にて、3歳から12歳の子ども達に美術に関する幅広い教育にあたる。その経験を基に書いた本が『101の美術制作プロジェクト』。

2017年には新たにローズゴールド、ホワイトゴールド、ダイアモンドを使ったジュエリー作品を手掛け、独自のハイジュエリーラインナップ「希望コレクション」が加わった。

2018年からはプラチナ、24金、ダイアモンド、油絵具を組み合わせて表現した珊瑚作品を展開し、生命の危機に瀕する珊瑚の姿を通して、環境に配慮した海洋保護プロジェクトを推進している。

20年以上に及ぶ日本での暮らしの中で日本の伝統的美術を独学で習得し、日本を拠点に一人のアーティストとして確立した彼女は、8つのコレクションを通して異なるテーマを追求する。東洋と西洋の芸術の融合により独特でユニークな世界を表現する彼女は、2014年に駐日スペイン大使館にて「日本スペイン交流400周年」を記念して、両国の融合を表現するアーティストの代表としてその作品が展示された。

また、東京のBUNKAMURAギャラリーにて5回にわたり展覧会を開催している。2019年9月に同ギャラリーの30周年を祝して開催された5回目の展では、1週間で4,000人以上もの来場者で賑わった。

同じく2019年、アラブ首長国連邦(UAE)政府に「寛容の年」と題した作品を納める。現在、作品は同国にて保存されている。

2020年には初の書籍となる『101の美術制作プロジェクト』を出版する。同書には先述のモンテッソーリ教育機関にて彼女自身が制作した美術作品を使用したプロジェクトが多数紹介されている。同書は最初の8か月で1,500冊を超える売り上げを記録した。

2021年、最新の書籍である”KOTODAMA. El Corazón de Japón, Arte y Cultura(英題:KOTODAMA. The Heart of Japan, Art and Culture)の出版に至る。

現在、新たな作品の制作と新規プロジェクトの開発を通して、ソニアは継続的な革新に取り組んでいる。

私の夢が導く様々な世界を創造することをこよなく愛しています。

ソニア・カバジェーロ

I love creating alternative worlds from my dreams

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ソニア・カバジェーロ アラブ首長国連邦政府へ作品を納める 2019年10月29日 スペイン、バルセロナ

バルセロナ国立芸術サークルにて開催されたレセプションにて、「寛容の年」と題した作品がアラブ首長国連邦(UAE)の総領事に手渡された。 ソニア・カバジェーロ‐独自の感性で作品に新たな想いを込める。 2019年はソニア・カバジェーロがアーティストとして目覚ましい成長を遂げた年となった。一週間で4,000人以上の来客で賑わった東京での展覧会に始まり、新しい絵画作品の制作、スペインの著名なジュエリーデザイナー、エルネスト・オリオルとのコラボレーションによるジュエリー制作、バルセロナBMGE授賞式での作品受賞、そして2019年10月28日のバルセロナ国立芸術サークル(以下RCAB)でのアラブ首長国連邦政府への「寛容の年」の納品。 納品式は在バルセロナUAE総領事館により主催され、RCABのブリンディスルームには、アートを愛する様々な国籍の招待客50名ほどが集まった。   RCAB事業ディレクターのホアン・アベジョ、ソニア・カバジェーロ、UAE総領事のモハメド・アブドラ・アリ・アルシャムシ氏 マドリード出身のアーティストは自身にとって大事な3つの国、「スペイン・日本・UAE」を再現し、レセプションは特別な雰囲気に包まれた。 彼女は中東文化と国々に対して尊敬と称賛の念を抱くようになったきっかけとして、学生時代の歴史の授業に遡った。現在のコルドバ、セビリア、グラナダ等の都市を彩る美しい建築物はアラブ文化がスペインに残した偉大な遺産であること、現在のカスティーリャ語の多くの言葉はアラビア語由来であることを知った当時の彼女は深い感銘を受けたことを語った。 「今回、アラブ首長国連邦の「寛容の年」に因んで作品制作の依頼を受けたことは、私が常々望んでいる国家間の結束を実現するために、また人々の対立による苦しみを少しでも和らげるために、またとない機会でした。」とソニア・カバジェーロは作品への思いを伝えた。   彼女はこう続けた。「作品に描いたガフの木はUAEの国樹であり、寛容の年を宣言する象徴の木です。過酷な環境に耐えることができるこの木は砂漠の安定性を確保するという環境保全を担うだけではなく、昔は公的な行事を祝う場所としての役割も果たしていたことから古き良き伝統を象徴する木でもあります。このようなことからインスピレーションを受けて制作にあたったこの作品には特別な想いが込められています。」 「水のない砂漠がアラブ文化にとって意味する豊かさを青色で表現しました。金の割れ目は砂漠の乾燥地帯で、今回初めて新しい技法を用いて割れ目の下に見える水を描きました。 3つの水の輪はそれぞれ私の人生において大切な3つの国を象徴しています。」ソニアは作品の説明の最後をこう結んだ。   20年に及ぶ日本での生活を含め、世界各国を旅してきた彼女は、異なる社会・文化における様々な考え方に耳を傾け、受け入れることの重要性を目の当たりにしてきた。 最後にソニアはこの作品がアラブ首長国連邦とスペイン両国の良好な関係を確固たるものにするだけでなく、世界の団結への架け橋となることを願っていると強調した。   アルシャムシ総領事は作品に込められた想いに感銘を受け、UAEが2019年の「寛容の年」に達成すべき、尊敬と寛容の心を持つ大切さを人々に訴えた。 お礼に総領事は「寛容」を象徴する木であるガフの木をかたどったゴールドをソニアへ贈り、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。 芸術家としての生まれ持った才能だけではなく、常に人々に対して融和的なソニア・カバジェーロの周りには次々と素晴らしいことが起こっている。

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SONIA G CABALLERO: Paintings “a la Carte…”

The Spanish artist based in Japan the last 20 years of her life also develops personalized art for some of her clients. Sonia G Caballero we have always said that she is not a conventional artist. She has innovated in Japanese painting techniques, creating his own techniques, has reinterpreted oriental art by mixing it with

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